SixTONESのRIDE ON TIME 1夜目感想文

SixTONES

見たいような、少し怖いような気がしていたSixTONESのRIDE ON TIME

4週連続の1夜しかまだ放送されていないけど、
しがないヲタクながら色んな気持ちが溢れたので、
超主観(考えだけでなく言及しているメンバーに凄まじく偏りがありますがご容赦ください・・・)を書きなぐりました。

いや、気づいたらめちゃくちゃ長い・・・5000字超えてました。
項目ついてるので気になるところだけ読んでもらえたら嬉しいです。

SixTONESのRIDE ON TIME/SixTONESは規格外のジャニーズJr. なのか

”規格外のジャニーズJr.”という表現には違和感を覚える。

ジャニーズJr.における”規格”ってなんだろう。

どのグループだって個人だって、自分(たち)にしかできないこと、
持ち味を生かした最高のパフォーマンスはどのようなものか、
迷い、もがき、それでも真剣に向かい合いながら歩んでいるというのに。

そもそもジャニーズJr.に規格なんてものは存在するのだろうか。

どこまでも続くレールの敷かれたジャニーズJr.なんて存在しない。

SixTONESのRIDE ON TIME/「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」 キャッチコピーの偉大さを知る

「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」はコピーなのに
「と呼ばれ話題を呼んだ」と言われるとなんだか大分違う印象を受ける。
先に仕掛けるってすごい。

SixTONESのRIDE ON TIME/「見る者の心をざわつかせてきた」というナレーションに救われた

”従来のアイドル像とは一線を画した挑戦的なパフォーマンスで見る者の心をざわつかせてきた。”
の後ろでRAM-PAM-PAMが流れていて救われた気がした。

これはこのブログでも何度も言っているが、
私はジャニーズが性的な対象として消費されるようなパフォーマンスやコンテンツが大の苦手である。

単に苦手なのもあるが、
それがファンの求めていること、ファンの需要の総意とされているように思えて、
いつまで経っても受け入れられない自分はここにいてはいけないのかという気にさせられるのが辛い。

(ヲタクはいつだって自分好みのものが出てくるのを求めていてはいけない、出てきたものをいかに楽しむかを考え、受け入れられない者はしのごの言わずに立ち去るべき。というのが私の考えだからだ)

ファンが狂喜乱舞するものではなく
心をざわつかせるものとして提供されたパフォーマンスであるならば腑に落ちる。

SixTONESのRIDE ON TIME/何気ないやり取りが愛おしい

樹くんの「京セラドームにいるかなと」に
「叶ってねぇな」とツッコミを入れる京本くん。
そのメンバーの関係性と希望に泣ける。

まだ実現していないことを「叶ってねぇな」ってつっこめるのは
まだこの先の未来に希望を持っているからだ。

「ドームじゃなくてホールだから」と否定するでも、
無理だと否定するでも、
まだ実現できていない事実を悲観するでもなく、
ただ現実を現実として希望を残したままつっこむ。

この何気ないやり取りがなんだかとても頼もしく、愛おしい。

SixTONESのRIDE ON TIME/それぞれの紹介で感じたこと(超主観)

「いつも陽気なSixTONESのメインボーカル」
1夜分見ただけでもジェシーくんの器の大きさに感服なのだけど、
陽気という持前の人柄でずば抜けた器の大きさを持ちながら嫌味なく、周りに察せられることなく立ち振る舞うことができる彼はすごい。



「最年少のムードメーカー」
こんな簡単なコピーでも感慨深くなってしまうあたりが老害ヲタクたる所以(別に誰も言ってない)

もうね、世代的にJUMPのデビューコンサートで慎太郎くんが龍に誘拐されてるのとか見て育っている訳ですよ。(闇)

完全に衣装に着られて踊ってるのとかスノープリンス合唱団で天才小学生発揮してたのとか見てきてる訳ですよ。

親戚のおばちゃんの気分よね。

よく芸能界の荒波の中、ジャニーズJr.の最前線を突っ走ってきて、ここまでまっすぐ健やかに育ってくれたな。と。
もっと偏屈になってもおかしくないのに慎太郎くんは本当に可愛いな。
と思うわけです。


「知的なツッコミ役」
北斗くんの「知的なツッコミ役」は私は絶対に認めないからな!!!

あんなに実はふざけたことが大好きで、
つっこんでくれる人さえいれば安心してボケ倒す北斗くんのことを
ツッコミ役と表現すること、私は絶対許さない!!

いつでも北斗くんのボケを拾ってくれるのは樹くんです!ありがとう樹くん!!
樹くんがつっこんでくれるおかげでのびのびとボケてる北斗くんを見られることがすごく嬉しいです!!
(とんでもない主観だし我ながらテンションどうした)


SixTONESのRIDE ON TIME/北斗くんの「新しいの買うお金もなくて」 発言が良い理由

「新しいの買うお金もなくて」発言は、
ファンから聞けばしんどいけど、
冷静に考えるととても北斗くんらしくて好きだな。


ただ北斗くんにとってそのヘアアイロンを買い替えることがトキメクことじゃないってだけであって、別に本当にお金がなくて買えないわけじゃないと思うの。

そこにかけるお金がない、そこにお金をかける気がない、
ただそれだけのことだと思う。

前に装苑のインタビューで服以外にお金使ってないって言ってたもんね。

自分の心が動くことのみに財も気力も注ぐ、その姿勢がぶれていなくて大好き。


SixTONESのRIDE ON TIME /「こう見えてもう歳的には大人だからね俺らみんな」 がしんどい

北斗くんの「こう見えてもう歳的には大人だからね俺らみんな」発言には、
同世代が就職していく中、SixTONESでいることを選んでくれてありがとう
という気持ちで頭が上がらない
し、

発言したのは北斗くんだけど、
向かい側にいるのが慎太郎くんだったもんだから
さっき書いたように私の中のおばちゃんの人格が感涙してましたわ。

あの子犬みたいだった慎太郎くんも
今ではもう2年も前にお酒が飲めるようになった立派な大人なのか。
と。
ひっくり返りましたわ。私も年取るわけだわ。

SixTONESのRIDE ON TIME/北斗くんの大器晩成という言葉のチョイス

ここで大器晩成という四字熟語を使うあたりに北斗くんの賢さと狡さが出ている気がした。

日常会話でサラッと出てくるボキャブラリーに大器晩成という四字熟語が入っていることは北斗くんの聡明さの表れであるし、

後に続く会話でわかるようにあまり気の進まない話題
(というか、この話題について北斗くんは考えたくないのではなくて、自分の真意や思い描くビジョンを人に悟られたくないがためにあまり語りたくないように私には見える)
を自分の持てるだけの表現力と想像力を働かせて語るのではなく常套句で済まそうとしている気が私はする。

さっきから本当に勝手なことを言っているが、大器晩成という言葉を使うことが北斗くんの照れ隠しのように私には思えてならない。

SixTONESのRIDE ON TIME/最年少慎太郎くんのデビュー観が頼もしい

「でも別にデビューが・・・」と北斗くんが言い淀んだ時に慎太郎くんが助け舟を出すのが熱い。
し、こんなにしっかりと自分の考えを語ることのできる最年少がいることはとても心強い。

デビュー発表前後、いつも「デビューはゴールじゃなくて通過点」と言い続けてくれていたのは慎太郎くんだったよね。

SixTONESのRIDE ON TIME/ジェシーくんが話題を振った 北斗くんと髙地くんのデビューについて

ジェシーくんの「しかも北斗と髙地は1回デビューみたいな感じではあったもんね」発言。

その話する??厄介ヲタク泣いちゃうよ?

でもここでこの話題が出て、
SixTONESがSixTONESとしてデビューすることが決まって、
今まであった色々なモヤモヤが少しだけ解消された気がした。

今までファンがSixTONESのパフォーマンス、
プロデュース力の高さを賞して
「デビューしてる」と表現するのがどうしても受け入れられなかった。

2人は1度「デビューした」

それがどういう訳かなかったことにされた。

今でも解せない出来事。


その事実を捻じ曲げることなく把握してくれているジェシーくんが2人の近くにいてくれることが、とても嬉しかった。

出して良いのか微妙なラインの話題なのに口調とかがちゃんと2人に寄り添っている感じでソフトに投げてくれるジェシーくんはすごいと思った。

SixTONESのRIDE ON TIME/未熟だった彼らができなかったことは

実はそのあとの北斗くんの「手前まで行ってたんだけどちょっとやっぱ未熟すぎたね」発言に私は怒っている。

当時のことはよく覚えている。

・中山優馬w/B.I.ShadowでCDデビューするとの発表
・NYC boysは期間限定ユニットという事になっていた
・中山優馬w/B.I.ShadowとNYC boys
 悪魔な恋とNYCの両A面シングルが発売された
・NYCはNYCとして正式デビューすることが発表される
・SexyZoneがデビューとなりB.I.Shadowとしての活動はなくなる

その間解散の正式発表はなかった。

北斗くんが「未熟過ぎたね」の後に言った「未熟過ぎて・・・」

その言葉の続きは聞けなかったけれど、北斗くん自身は、デビューの“手前”まで行ったわけじゃないこと、分かっているよね?

掴みかけたものを掴めなかったんじゃなくて、彼ら2人は1度掴んだものが手からすり抜けていく絶望を知っているはず。

当時の彼らができなかったのは「デビュー」ではなくて、継続すること、グループを守り続けることだった。

それをきっと北斗くんは分かっている。

SixTONESのRIDE ON TIME/ジェシーくんの器の大きさがすごい

さっきのやり取りから表情見ずに

「逆にSixTONESでよかったじゃん」って言葉がかけられるジェシーくんがいるから救われるし
そのあとの「自由にできてるから」はきっと2人の心境とは見当違いで、
本当にジェシーくんがいてくれて良かったと思う。

ジェシーくんの「面白いよな人生って」て発言に「ふふ」て笑う北斗くんが愛おしくてたまりません。
人生面白いと思ってくれてありがとう。そう思ってくれるだけでファンは幸せです。

「嬉しい」を他の言葉と変わらない落ち着いたトーンで発するジェシーくんのこの人生何度目ですか?感がすごい。

SixTONESのRIDE ON TIME/お菓子選んでる様子だけで愛しさが募る

きっちりしてて礼儀正しそうなのに
ソファーに足かけたままテーブルに手をついてくる北斗くん
最高にお行儀悪くて(わ~!人間~!)って感じする
(日本語へたくそなキモヲタ発動)

あと「樹パイナップル?」って樹くんの好み把握してる松村北斗
激熱じゃないですか?!

SixTONESのRIDE ON TIME/6人が共存するグループでいてほしい

樹くんのコメントでも京本くんのコメントでも感じたけれど、
6人で1つじゃなくて6人が1つになっているこの感じをこれからも大切にしてほしいなって思う。
そういうメンバーが集まったグループだから安心して見ていられる。

言い方が悪いかもしれないけど依存ではなく共存する彼らでいてほしい。

SixTONESのRIDE ON TIME/京本くんは繊細でズルい

「多分そこで自分らで予感しちゃった瞬間でもう離れていくんですよね」
という京本くんの発言には心が締め付けられた。

察することすら許されないなんて、デビューというものはどれだけのものなのだろうか。

逃げていくからと「デビューが近いって感覚は持たないようにしてます」と言うくせに
本音は「デビューしたくない」とか
「デビューしたいって思ってるなら俺はついてくし」とかいう京本くんは、繊細でズルい。

きっと語ってくれた怖いって気持ちが一番大きいんだよね。

さいごに


いつかSixTONESが彼らの思い描くままの、
いや、想像を更に超えて、
失いたくないものを全て持ったまま
たくさんの人に愛されるグループになったら、

メンバー全員から「デビューして良かった!」という言葉を聞ける日が来るかな。来るといいな。

そんなことを思うRIDE ON TIME1夜でした。

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